新型コロナウイルスの影響でアルコール消毒や界面活性剤入りの洗剤はコロナウイルスの殻を破壊するとして推奨されているのだが


厚労省で添加物として認められている次亜塩素酸水を巡り、その効果や安全性に異議を唱える人や団体が増えてきている。

学校を管轄する文科省の次亜塩素酸水に対する見解としては

・ 児童生徒のいる空間で噴霧を行わないよう注意喚起


世界保健機関※WHOの見解では消毒剤を人体に噴霧することは推奨されていない。


一方で北海道大学では新型コロナウイルスに対する次亜塩素酸水の有用性が確認されている。

次亜塩素酸水※pH5.5、有効塩素濃度40ppmの電気分解方式の新型コロナウイルスに対する不活化に関する実証試験の第二弾では前回の強酸性次亜塩素酸水に引き続き不活化に効果ありと実証されている。

pH2.7未満の強酸性だけでなくpH5.5の微酸性の次亜塩素酸水が新型コロナウイルスに対して有効と判断されている。

国が注意喚起を呼び掛けているのは次亜塩素酸ナトリウムなどの噴霧についてで次亜塩素酸水については言及していない。

名前が似ているが次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの希釈液は全くの別物である。

ただ市中には安全性が確認されていない商品も数多く出回っていますので正しい理解で商品を選び正しく使いましょう。

新型コロナウイルスの除菌方法で実際に中国であった話には

次亜塩素酸ナトリウムの希釈濃度を濃くしたものを連日吸込み続けた結果、新型コロナウイルスとは違う肺炎のような症状がレントゲン写真に写っていたそうです。

この方たちは病院で肺の洗浄をして危うく一命をとりとめたらしいのですが、まずは次亜塩素酸ナトリウムを使っていたことと、その濃度を更に濃くして使ったという二点が大間違い。

こんなものを加湿器で噴霧していたのだから、自殺行為としか言いようがありません。

ちなみに次亜塩素酸ナトリウムとは漂白剤のブリーチやハイターに使われている成分です。