食欲の無い夏でもカレーライスだとモリモリ食べてくれて本当に助かりますね。

でも夏場のカレーの保存方法は注意が必要です

「1日くらいなら大丈夫・・・」とガスコンロの上などに置きっぱなしにしておくと翌日には傷んでいた・・・なんていうことも少なくありません。

いくら二日目のカレーは美味しいと言っても保存方法には工夫が必要です。


何故2日目のカレーは美味しいのか?


・肉や野菜の旨みや糖分などがルーに溶け出して新たな旨みが増します

・具が煮溶けることで辛さや塩気を緩和し熟成した風味に変化します


このような効果でカレーの旨みが増しますがスパイスや香り成分は時間の経過とともに損なわれるため物足りないカレーになることもあります。


カレーの残りの保存方法

カレーの残りをそのまま放置するとウェルシュ菌という細菌や他の細菌が繁殖しやすくなり食中毒の原因となります。

夏場だけに限らずカレーの残りは冷蔵保存をするか冷凍保存をするようにしましょう。

目安としては三日以上保存する場合は冷凍保存


短時間で冷ます

カレーをしっかり温めてからフタをせずになべ底を冷水にあてて粗熱を取るか浅く平らな保存容器やジッパー付の保存袋に小分けして素早く冷やします

冷蔵、冷凍保存

2-3日で食べきれない場合は冷凍保存を勧めます
冷凍に向かないジャガイモやニンジンは取り除くか潰してから冷凍しましょう

かき混ぜながらしっかり加熱します

冷凍後は冷蔵庫で自然解凍させ鍋に移して弱火で温めます
底の方から良くかき混ぜ空気に触れさせながらしっかりと温めてください。
電子レンジではしっかりと温めることが出来ないためお勧めできません。