
カエンタケとは
赤く燃える炎のように見えることから名づけられた「カエンタケ」
山梨県山中湖村の山林や住宅地で生えているのが確認されています。
過去には食べた人が死亡するケースも報告されています。
今年はカエンタケが生えやすい環境になっているということで村では絶対に触ったり食べたりしないよう呼び掛けています。
また都市部の公園などでも注意が必要、とのことです。
カエンタケは傘の部分がなく大きなものでは10cmほどになります。
赤く燃える炎のような形が特徴です。
極めて毒性が高く触ると皮膚炎を起こし少量でも食べると嘔吐や手足のしびれなどの症状が出て死亡する恐れがあります。
カエンタケ 毒成分
カビ毒※マイコトキシン、として知られているトリコテセン類が検出されています。
※トリコテセン類
・ ロリジンE
・ ベルカリンJ ※ムコノマイシンB
・ サトラトキシンH
及びそのエステル類の計6種類
これらの成分には皮膚刺激性もあるため手に取って観察するだけでも皮膚炎を起こす可能性があります。
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