えっ?? 日本カビって日本で流行っていますか?
そもそも日本カビって聞くのも初めてなんですけど、一体何者なんですか?
実はですね、平成21年に日本人の研究者が新種の真菌として初めて報告したのが
「カンジダ・アウリス」と呼ばれるカビで通称「日本カビ」と呼ばれています。
この日本カビがヨーロッパやアジアで世界的な流行を引き起こしているのだとか。
真菌性の感染症としてパンデミックは初めてのことらしい。
抵抗力の弱い入院患者が死亡するケースも報告されていて警戒が必要です。
そもそもこのカビを発見したのは高齢の女性患者の耳漏から
この後、韓国・インド・アメリカ・イギリス・パキスタン・南アフリカから次々と同じカビが発見されている。
2011年には韓国で患者が敗血症で死亡
アメリカでも122例の感染報告
イギリスでも200例の感染確認
など、まさにパンデミック状態になっているという。
元々、日本から流行したわけではなく各国に同種のカビがあったもようです。
カンジダの症状を参考にすると
・ 抵抗力が落ちている時
・ 体調不良
・ ストレス
などで体が弱ったときに症状が発症しやすくなっています。
日本カビの感染の特徴は「院内感染」が多い
・ 糖尿病患者
・ 長期入院や長期の外来治療
などで免疫力を低下とともに
・ 抗生物質治療
・ 抗真菌剤治療
などを受けている人が感染しやすいとされています。
日本カビは抗菌薬に耐性があるということで致死率は60%
症例が少ないため数値は非常に高いものとなっています
▼ 日本カビ 予防法 ▼
・ 体の抵抗力を落とさない食事や生活
・ 病院へ不必要に近づかない
・ 手洗いウガイの徹底
・ 外出先でも必要以上に物をベタベタ触らない
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