以下の記事は2017年10月16日の記事になります


マダニによる感染ウイルス SFTS (重症熱性血小板減少症候群)


ペットの犬から飼い主に感染したのは国内では初めて


▼ マダニの生息地 ▼

北海道・本州・四国・九州・南西諸島に生息、国内はどこにでも生息しているみたいですね。

主に住宅街・草むら・河川敷や雑木林など

生息時期は4月~11月


吸血前のマダニの大きさは3mm程度ですが吸血後は10mm程度の大きさになります

ノミと違いマダニは肉眼で確認することができます

マダニから身を守るには肌の露出を控えること

軍手・長袖・長ズボン・長靴を着用、首元を覆うタートルネックのもの

明るい服装をしているとマダニを発見しやすいです。


▼ マダニに噛まれたら ▼

病院が近くにあればマダニに噛まれたまま病院へ行きましょう

慌てて引っこ抜くとマダニのかけらが体内に残り感染症や化膿することがあります。


不幸にして近くに病院が無い場合は


アルコールを含ませたガーゼをマダニに被せマダニが離れるのを待ちます

皮膚に破片が残ってしまうとカブレる場合があります


患部に30程度ワセリンやハンドクリームをのせ窒息させる

いずれの場合もマダニが自発的に離れていくこと目的とした応急処置です

皮膚についたまま殺してしまうと破片が残る場合がありカブレることがあります。

マダニが離脱後も病院などで処置をすると安心です。

病院へ行く場合は皮膚科か総合病院がいいでしよう


▼ SFTS (重症熱性血小板減少症候群) ▼

頭痛・吐き気・下痢・発熱などの症状があります

治療法は確立されておらず症状を緩和し回復を待つ対処法になります

全てのマダニがウイルスを持っているわけではありません

西日本に生息するマダニにSFTSを持つ特徴がみられます。