ウイルスや原虫などの病原体を持った蚊が人を吸血することで感染します。

感染を防ぐためには「蚊に刺されない」「蚊を増やさない」ことが重要です。


▼ ジカ熱 (ジカウイルス感染症) ▼

感染経路 ジカウイルスを持った蚊に刺されると感染します。

症状 2-12日の潜伏期間後、軽度の発熱、頭痛、関節痛、発しん、筋肉痛、結膜炎などの症状があらわれます。

治療 治療法はなく対処療法による治療

予防 ワクチンはありません。蚊に刺されないことが唯一の予防
妊娠中の妊婦がジカウイルス感染すると胎児が小頭症を引き起こす可能性があるとされています。


▼ デング熱 ▼

感染経路 デングウイルスを持った蚊に刺されると感染します。

症状 2-15日の潜伏期後、突然の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、発しんなどの症状があります。

予防と治療 ワクチンはありません。治療法がないため対処療法になります。

海外で感染し帰国後に発症するケースが増えています。


▼ ウエストナイル熱 ▼

感染経路 ウエストナイルウイルスを持った蚊に刺されると感染します。自然界では鳥と蚊の間で感染が繰り返されています。

症状 2-14日の潜伏期後、発熱、頭痛、背部の痛み、筋肉痛、発しんなどがあらわれます。

予防と治療 ワクチンはありません。対処療法を行います。


▼ マラリア ▼

感染経路 マラリア原虫を持った蚊に刺されることで感染します。

症状 10-30日の潜伏期後、発熱、顔面紅潮、頭痛、筋肉痛、呼吸器の症状、胃腸炎などの症状があらわれます。
速やかに治療を行わないと重症化し死亡することもあります。

予防と治療 抗マラリア薬の予防内服が有効。マラリアと診断されたら抗マラリア薬の投与で治療します。


▼ 黄熱 ▼

感染経路 黄熱ウイルスを持った蚊に刺されることで感染します。

症状 3-6日の潜伏後、発熱、頭痛、筋肉痛、背部痛、嘔吐などの症状があらわれます。
多くの場合は感染しても症状がないか、軽症で済みますが発症者の15%は重症化します。
黄疸や出血傾向が進行すると20-50%が死亡すると言われています。

予防と治療 予防接種は有効、治療は対処療法を行います。


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