トコジラミは体長5-8mmほどの吸血性の昆虫で、名前は「シラミ」ですがカメムシの仲間です。

「蚊に刺されたよりも少し強めの痒みでした。私の場合は痒くてどうしようもない、というほどではなかったですけど、蚊に刺されたのと違い5日ほど経った今でも痒みが残っています・

トコジラミは夜行性で昼間は室内の壁や柱の割れ目、ベッドの隙間などに潜んでいますが、夜になると出てきて人やペットの皮膚から血を吸います。

就寝中の人が刺されるケースが多く、刺されると強い痒みが1週間ほど続きます。

産卵は1日に3-6個と繁殖力も非常に強く自宅などに定着すると個人での駆除は難しいということです。



東京都のトコジラミの相談件数

2014年の相談件数は約130件
2015 約190件
2016 約150件
2017 約120件
2018 約160件
2019 約250件
2020 約190件
2021 約180件
2022 約250件
2023 約306件

今年の場合は既に去年1年間の件数を上回っており、トコジラミの記録がある1987年以降で最も多くなり、10年前の2.5倍以上増えていることになります。


トコジラミの特に注意が必要な場所は「宿泊施設」

旅先のホテルなどからトコジラミを連れて帰る人がほとんどです。

冬に宿泊先からトコジラミを持ち帰り、春になって自宅で増殖するケースもあり、これからの時期さらに被害が増える恐れがあるので注意してください。


ただトコジラミは感染症を媒介してくることがほとんどないので、市販のかゆみ止めを塗って様子を見ます。

しかし症状が酷くなったり、大量に刺された場合は痒みで不眠になったりしますので、その場合は皮膚科の受診をお勧めします。








トコジラミの予防策


最善策は「家に持ち込まないこと」

旅行先の宿泊施設の天井や室内に黒いフンのようなものが残されていないか確認します。

宿泊先では荷物は袋に入れて入り口付近に置いておく。

中古の家具や衣類にはトコジラミが寄生している場合もあるので卵や虫がついていないか注意が必要です。

梱包の段ボール箱も置きっぱなしにしないようにしましょう。


自宅でトコジラミを発見した場合は早急に対処することが必要です。

殺虫剤をベッドの隙間や家具の裏などトコジラミが潜みそうなところに噴射しておきます。

殺虫剤の選び方も重要です。

今、日本に入ってきているトコジラミは殺虫剤への抵抗性を獲得していることが分かっています。

市販で良く売られている「ピレスロイド系」といわれる殺虫剤は今のトコジラミには効果が薄いということです。

殺虫剤を選ぶときは「メトキサジアゾン」か「プロポクスル」という成分が入っている殺虫剤を選ぶ必要があるそうです。

殺虫剤を使う量も重要

普通の場合は2-3回吹きかけて様子を見るケースが思いますが、個人的には半日くらいかけて大掃除のような形で殺虫剤をまきます。

1本だけでは足りません。

1回の作業で2-3本の殺虫剤を使えば初期であればある程度駆除できると思います。

対策が遅れた結果、トコジラミが大量に繁殖してしまい自力での駆除が難しくなる場合もあります。

そんな時や困った時には専門の団体に相談することも必要です。


(公社)日本ペストコントロール協会 電話:03-5207-6321

協会では相談があれば都道府県ごとに駆除業者の紹介もしているということです。



トコジラミが発生する原因

トコジラミが発生している部屋で、ベッドやソファーに長時間座った時に衣類に入り込まれたり、鞄をカーペットに置いた時に卵を産卵されたりするなど人の使用する様々なモノを介して生息場所を拡大します。
特に卵や生まれたばかりの幼虫は付着しやすく付着していることに気づきにくいため注意が必要です。




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