これまでの日本のマスクは粉じんを想定した産業用を除いては規格が設けられていませんでした。


衛生意識の高い国民性でマスクの規格がなかったのはビックリ


コロナ禍で需要が増加したマスク生産に異業種の参入が相次ぎ品質を管理する必要がある、と判断され今回のJIS規格の導入を決定したようです。


2020年度のマスクの国内出荷量は一般向けだけでも100億枚を超え、2019年の約二倍になっています。


JIS規格※日本産業企画

医療用マスクと一般用マスクについて制定され品質や性能に問題のあるマスクの流通を減らし利用者の安全の確保に役立てるのが目的

マスクメーカーは業界団体である日本衛生材料工業連合会の認証を得た製品に専用のマークを表示できるようになります。

早ければ2020年夏ごろに市場に出回る見通しです。

ウイルスやバクテリア、大気汚染物質をとらえる性能や通気性などに一定の基準を設け、この基準を上回る製品を認証します。

素材の限定はなく布マスクやウレタンマスクも認める一方で洗濯をすることを前提としたマスクの場合には洗濯後に基準を満たすことも条件になるようです。


個人的には国内に流通している中国産のマスクの性能が気になるので、中国産マスクの流通規制に歯止めをかけ、適正な価格で国産マスクが流通することを願います。

一部の説では医療用マスクの値崩れが現状の価格破壊を生んでおり、一般用マスクの生産も利益が出ないため国産マスクメーカーが撤退を余儀なくされている。

結果的に価格の安い中国産マスクが主流になってしまっているのが現状ではないでしょうか。

このような価格破壊が繰り返されないようなマスクの生産体制も確保していただきたいものです。

でなければ中国が輸出をストップしてしまうと日本国内のマスク不足の原因になってしまいます。



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